“mezzotint



水に流れがあるように、時にも流れがある。
人は流れにのって、どこまでも行こうと願う。

だが、あなたも知っているだろう?いつか人は水底に沈む。
いつか人は岸に投げ出される。
そして、忘れられるものだ。

数多の骸が造る水底。
数多の骸が造る岸。
それでも流れは止まらない。
どうどうと押し寄せて、そしてそのままだ。

せめて彼らに祝福を。